今から26年前。休日はジムに通い、フルマラソンも完走した元気が取り柄の前夫が癌になりました。異変に気付いてからの記録をブログに残していきたいと思います。
喉が詰まって飲み込みにくくなった
たびたび、のどが詰まって飲み込みにくい事が多くなった前夫。
当時、彼の会社は急成長中で忙しく、専業主婦の私がいくら病院をすすめても「会社を休むわけにはいかない」となかなか病院に行くことはありませんでした。
「仕事は任せて一度病院へ行ってみたらどうか」
異変に気づいた会社の人のすすめで、やっと近くの胃腸内科を受診しました。
「どうだった?」
「なんかのどに潰瘍ができてるんやって。明日もう一度検査するから来てって言われた」
「へぇー。そうなんや。」
私はその時、なんの疑いもなくその言葉を受け止めました。
食道がん、ステージ2
近所の元看護婦の友人に、経緯を話しました。
「のどに潰瘍なんておかしいよ。明日一緒に病院に行っておいで。」
次の日、病院で検査を受けてる間、待合室で待っている私は診察室に呼ばれました。
「ご主人さまは食道がんです。ステージ2で予後はあまり良くありません。大きな病院を紹介しますから、すぐに入院してください。」
目の前が真っ白になる経験は初めてでした。
癌?癌?癌?
予後って何?
えっ?どういうこと?
信じられない。
どうしよう。どうしよう。
当時、まだ息子は小学2年生でした。